工場への遮熱シート施工(型板ガラス)

型板ガラス(凹凸面)への施工

茨城県内のお客様より、凹凸ガラスへの遮熱・遮光フィルム施工のご相談に対応した事例になります。

■状況
 強い日差しのために、エアコンの効きが悪く、かつ、その眩しさにより、社内で使用しているバーコード読み取り機が充分に機能しない(読み込めない)と言った問題があり、大変困られていてお問合せを頂きました。お客様の暫定対策として、下記写真のようなアルミ系の断熱シートを窓ガラスに貼って対策をされておりました。しかしながら紫外線によってシートはボロボロの状態で、また固定していたガムテープも同様に直ぐに紫外線によって剥がれてしまうと言った状況でした。

アルミ 遮光シート 断熱シート
断熱シート

■課題
 現地調査にお伺いして、お客様よりヒアリングを行い、洗い出した課題は、下記の4点になります。
 ・遮熱対策(エアコンの稼働効率改善)
 ・遮光対策(バーコード読み取りエラー解消)
 ・型板(凹凸)ガラスへのフィルム内貼り
 ・コスト
これらを全て満足するフィルムを選ぶ必要がありました。特にこの中で選定を難しくしている項目は、型板ガラスへの内貼り対応のフィルム商品になります。一般に凹凸ガラスに対応した内貼りのフィルムは、その糊が非常に強力なものであり、”一度貼ると剥がせない”と謳っている商品がほとんどになります。さらにそれら商品の価格帯は一般の内貼りフィルムよりコストUPになる点がありました。今回の工場は賃貸でもあったため、上記4点を満足しつつ、簡単に剥がせるものであることが重要なファクターになります。

型板ガラス フィルム施工
型板ガラス(凹凸ガラス)

■結果
 当社にて検討した結果、上記4点全てを満足した当社取り扱いのホワイト系の遮熱フィルムのご提案となりました。
 ・遮熱対策 →→ 遮蔽係数が0.34と良好
 ・遮光対策 →→ 可視光線透過率16%、眩しさを抑え、暗くなりすぎない
 ・型板(凹凸)ガラスへのフィルム内貼り →→ 内貼りOKかつ簡単に剥がせる
 ・コスト →→ 従来の凹凸内貼りの約半分のコスト

施工後は、エアコンの効きが設定温度を変えていないにもかかわらず、冷房の効きが良くなり涼しくなったと言ったご感想を頂きました。また、光の影響によるバーコードの読み取り機の問題についても施工後は問題なく読み取れるようになり解決したことをご確認いただきました。

作業が終わりましたら、作業報告書を作成し、お客様へご提示させていただき完了となりました。

フィルム施工前
凹凸ガラスへのフィルム施工

アルミ系の断熱シートが貼られていましたが、剥がれてしまっていたり、日差しでダメージを受けていたり(下記写真)と非常に厳しい状況でした。

凹凸ガラス フィルム施工
フィルム施工後
凹凸ガラス 型板ガラス  フィルム施工
凹凸ガラス フィルム施工

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