ガラスの種類ーその5/5

ガラスの種類-その5

【複層ガラス(ペアガラス、トリプルガラス)】
ガラスとガラスの間に乾燥した空気や空気より熱を通しにくいガス(クリプトンやアルゴンガス)を封入し常時乾燥状態に保つことで断熱性能を高めたガラスです。複層ガラスとは2枚以上のガラスを使用したガラスの総称です。
ここで、「ペアガラス」という呼称はもともとAGC社の登録商標であり一般的に使われるようになったそうです。また、断熱性能は枚数が多い方が良いといったところからトリプルガラス(ガラス3枚!)が商品化されています。
複合ガラス

【Low-Eガラス】
複層ガラスの内側に特殊な金属薄膜をコーティングしたガラスです。Low-E(ローイー)はLow Emissivity(ロー・エミシビティー)の略語で低放射の意味です。大きくは遮熱タイプと断熱タイプがあり。両商品の違いは遮熱タイプは外側、断熱タイプは室内側のガラスに金属薄膜がコーティングされている違いがあります。
Low-Eガラス

複層ガラス、Low-Eガラス共、フィルム施工については、UVカット機能がない場合はカーテン、フローリングの劣化やお肌へのダメージの低減対策を想定し、熱吸収率も注意しながらUVカットタイプ(&飛散防止)のフィルム施工をご検討いただけると考えます。現地調査も可能です。もしくはメールやお電話にて、現在お使いのサッシメーカー・品番を教えいていただければ最適なフィルムをご提案させていただきます。